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接ぎ木

接ぎ木とは、土中に根を張って養水分を吸収する台木に、異なる品種の穂木を接ぐ繁殖方法です。
樹の耐病性や耐乾性、耐湿性などを向上させる働きがあります。

なぜ接ぎ木をするの?

よりよい品種にすることが第一の目的です。ブルーベリー栽培では、樹勢が強く、土壌適応性の幅が広い(土壌pH、土壌水分および乾燥などに対して)ラビットアイを台木にして、果実品質は良いが樹勢が弱いハイブッシュの品種を接ぐのが一般的です。

採穂

3月下旬、発芽前後に、充実した枝を2〜3芽つけて切り取ります。
すぐに接ぎ木しない場合には、枝は水に浸しておきます。

穂木の調整

穂木の底部を浅い角度のクサビ形に切ります。

台木の準備

地上部を3cmほど残して切った株(台木)に切り込みを入れます。

接ぎ木

穂木と台木の太さができるだけ同じようなものを使うと、左右の形成層が合わせられ、活着しやすくなります。台木の切り込みに形成層を合わせながら、差し込みます。ビニールテープは縦に二分して細くして使います。テープを強く引いて伸ばしながら接ぎ木部を巻き締めます。接ぎ木部と穂木の上部断面に癒合材を塗ります。

その後の管理

接いだ鉢植え樹は、空中湿度を保って、木漏れ日の当たるところに置きます。

接ぎ木のポイント

1.挿し穂(ハイブッシュ)は、長さ2〜3芽にそろえる
2.穂木の基部はクサビ型に切る
3.台木(ラビットアイ)に、3cmくらい切り込みを入れる
4.穂木を台木に差し込む
5.ビニールテープは巻きつけやすいよう縦半分に切り込みを入れる
6.ビニールテープを伸ばしながら接ぎ木部を巻く
7.接ぎ木部に癒合剤を塗る
8.穂木の切り口(上部)にも癒合剤を塗る
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