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ブルーベリーが視力を高める理由

視力とブルーベリーの関係は、イギリス空軍の戦闘パイロットが、第二次大戦中連合国軍の一員として、ドイツ軍への夜間攻撃をしていたときのことでした。

このパイロットの大好きなブルーベリーのジャムが、故郷から送られてきた直後の戦闘では、特に戦闘能力がアップすることを、上官から指摘され、自分でそれがブルーベリージャムと関係あることに気がついたのです。

ブルーベリージャムを食べたあとは、「薄明かりの中でも、敵機がよく見えた」という証言となったのは、そのような経過からでした。

この証言から、ブルーベリーは視力に著しい改善効果があるとのうわさは、やがて連合国軍の間に拡まっていったのです。イタリアやフランスの航空関係研究者、特に航空生理学医学の研究者たちは、これに深い興味を示し、その研究は基礎研究から臨床研究にいたるまで、広範囲に開始されました。

1964年になると、マルセーユ大学のジェール教授らは、37名を対象にし研究結果を、統計学的に処理して報告したのです。

ブルーベリーエキスは、眼の網膜の光に対する適応曲線の(光に対する反応度)顕著な改善と、薄明かりの中で視力が高められるのを確認したのです。その最大の効果は、投与後4時間で現れ、24時間で解消することを明らかにしたのでした。

1968年には、ザバリスらが多数の夜盲症患者に、3ヶ月間VMAを投与して、研究と治療を実施した結果、網膜の光感受性の改善を確認し、さらに治療期間中の安定性や副作用のないことも、確認をしたのです。

このブルーベリーの視力を高めるメカニズムは、次のように説明されてきました。

眼球で水晶体から硝子体を通した光は、スクリーンである網膜に像を結び、その視神経に対する刺激が脳に届いて、「見える」という認識になるのです。

網膜はかなり薄い膜なのですが、幾層かの膜が重なってできているのです。

その薄い膜にはたくさんの山と谷のような突起物があるのですが、その突起した部分にロドプシンという色素があるのです。

この色素ロドプシンは、光の刺激を受けると分解され、それが瞬時にもとのロドプシン色素に再合成されるのです。この分解と再合成の連続作用が脳(後頭葉の視領域)に伝達されて、初めて視覚となり見えるということになります。

ブルーベリーのアントシアニン色素には、このロドブシンの再合成を活性化させる働きがあるのです。このメカニズムは、臨床結果が先行して確認されたのでした。より詳細な解明はさらに続けられているところです。
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